自分は

山で月を見ながら

自分は変わっていないなーと思う
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# by somancyu | 2011-10-02 15:01

染み付いたもの


上司が嫌で

救急・集中治療からやめた


でも
自分の心に
自分の身体にしみついたものは落とせないでいる

あのドキドキから
あの修羅場から

自分が守ろうとしていた
ナースとしてのプライドに

実は自分は守られていたんだと思い知った。
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# by somancyu | 2008-07-22 22:04 | 考えること

クリスマスの

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今日、久しぶりに小田和正が歌っているのを見た

何十年も前の話だけど・・・・
時に愛は という曲が入ったオフコースのアルバムを聞いて
涙を流した女性がいた
背が小さくて、勝気で、でもとっても可愛らしい女性だった
その時は感受性が強いんだなあと何気なく思った


ある 大雨の日 1つの傘で2人は歩いていた
私は別れたくないと言って
その傘をその女性に手渡した
大雨でよくわからなかったけど
たぶん彼女も泣いていた
その後2人は別々の道を歩みだした


今年のクリスマスの日だったと思う
この近辺にある一番高級なマンションの
前で信号待ちをしていた
中から、可愛い女の子の手を引いた
女性が歩み出て来た
私と目が合った気がした
ほんの少し微笑むとほんの少し会釈した
ずいぶんと変わったんだね

楽しそうに友達と歩いて行った
きっと幸せなんだな・・・・

私を愛してくれた女性にはみんな幸せになってもらいたい
天?からのささやかなクリスマスプレゼント
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# by somancyu | 2006-12-29 02:11 | 考えること

死んでなお生きる

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数日前の夜、40代の女性が交通事故にて搬送された。
頭部の損傷がひどく、反応は0となった。

脳外科の部長から旦那さんに脳死の事実が告げられた。

泣き崩れたあと、上を向き直ると
優しい妻だったから、きっとあいつは誰かの役に立ちたいと言うと思うと
移植コーディネーターの書類にサインをした。


ある 静かな雨の夜 その白い綺麗な肌にメスが入れられた
娘さんのすすり泣く声が廊下にいつまでも響いていた。

角膜は近くの大学病院へ
腎臓は県立の総合病院へ
すい臓は京大へ

少しして、全ての移植手術は成功したとメールが来た。
受傷から亡くなるまでの時間が短かったのが移植予後には好転したのかもしれない。

頭部の出血の止血に奔走していた私の白衣は
まだらに赤く血に染まっていた。

死んでなお、人のためになるなら  なあ  と言った 旦那さんは
立ち上がろうとして私の血だらけの白衣に崩れ落ちてきた
ウオーンと3回 人目をはばからず泣いた。
すみません、看護師さん いえ私はいいんですよ 男のくせにみっともないね
そう言った目からは涙がいくつも流れ落ちていた。



私の父の実家は山形の山奥 数年前巨大魚タキタロウで一躍有名になったところ
数十年前までは普通に土葬がおこなわれていた。

今年、法事に行ったとき
あの世で生活するのにこまるからと日用品をそろえる祖母のうしろ姿を見た。

この地では死んでからは第二の世で新たな生活が始まると考えられている。
移植で例えば角膜を取るなんてことは100パーセント不可能だろう
それも文化だから・・・・


移植に使われる臓器
そのひとつひとつにはきっと本人と家族にいくつものドラマと憂いがあると思う
そんな尊いものを捨ててしまうなんて・・・・・・


何か気が晴れない私をよそに
富士は今日も同じ姿でそこにあった。
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# by somancyu | 2006-10-14 20:24 | 考えること

空に・・・

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八ヶ岳にテント泊したときに見た朝日です。

誰かが空に神様がいると言った。

確かに神様がいるんではないかと思った。




明るくなる尾根で立ち止まりながら・・・
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# by somancyu | 2006-10-03 16:04 | 自然のなかで

尾瀬に抱かれて

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久しぶりに尾瀬に行った。

そろそろの草紅葉、あさもやに浮かぶ青空
至仏も燧も優しく迎えてくれた


花はアンカーのエゾリンドウがいろどりを添えていた


尾瀬ヶ原に座っていつまでも対話していたかった
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# by somancyu | 2006-09-29 08:40 | 自然のなかで

母のような


海中で

レギュレーターから吐き出された泡の写真を見て

小さな女の子が

おかあさんのおなかの中のようだと言った。

気が付かなかった。

その心地よさは母のような・・・・・
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# by somancyu | 2006-09-26 08:04 | 自然のなかで

生きること・・・

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初心者の方といっしょに大瀬崎にダイビングに行った。

ダルマガレイの幼魚がとても可愛くて、追い回したり、写真を撮ったりしていた。

その方を手招きして、その魚を見てもらおうとしたとき

横から泳いできたオビアナハゼにパクッと一瞬にして食べられてしまった。

上記の写真は何かを捕食するアナハゼです。

種の保存や食物連鎖には当然のことだとは思うけど・・・・


自然の恐ろしさと、自分の生きることへの甘さを感じて
何か切ない、気分になった。
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# by somancyu | 2006-09-16 21:28 | 自然のなかで

アマニュウ

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アマニュウはその名の通り茎に甘みがあり
山里では保存食として重宝されていたらしいです
でも噛んだことはないです


山を歩いていると

ふと、何か花火みたいだなと思う花がある。
ひろしに言うと   え え 何をロマン的なことを言っているのーなんて
バカにされる

仕方ないじゃん私には見えるんだからさーー


霧ガ峰で咲いていたアマニュウは写真で見ると何か小さい宇宙のように見える
らしい・・・

ひろしに言ったらまたバカにされるだろうな

看護師になったきっかけがキャンディキャンディだと酔っ払った勢いで言ってから
なんか変な目で見られているからなー

山歩きの疲れをときおりそっと癒してくれる
山の白い花火・・・・
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# by somancyu | 2006-07-11 21:19 | 自然のなかで

世間は狭い


集中治療室のスタッフ間で、綺麗な女性がお父さんのお見舞いに来ると噂になっていた・・

いそがしく病院の廊下を歩いていると

待合室の椅子に座った女性にNAVIさんですよねと声をかけられた。

私    あ、はいそうです。
      振り返るとそこにその綺麗な女性が座っていた。

女性   以前にはとてもお世話になりました。

私    ・・・・

10年以上前に薬物中毒で瀕死の女性が運び込まれた。
その方は集中治療室で確か3日間混迷状態をさまよったあと、徐々に回復した。

血気にはやる私は長々と、生きたくても生きられない人がいるのになんてことをするんだと
説教をした。すると彼女にツバを吐きかけられてもみあいになった。

その後は怒る家族と、婦長のはざまで大変でした。
自業自得ですけど査問はとてもつらかった。


女性   お元気ですか、まだいたんですね

私     はい、元気だけがとりえですから。

女性   私ね、あれから変わったんですよ。
      もし良かったら、おにぎりをどうぞ 私が作ったんです。
      親戚のために作ったんですけど、来ないみたいなんで。
      
  あなたには家族皆がお世話になりますねと言っている。


ただの不良少女が女性は変わろうと思えば変われるんだなーと妙に思わされた。
あーなになに知り合いなの?と研修医の先生は大騒ぎをしていた。
隅におけないねーなんて皆、猜疑の眼差しを向けている。


心の中で何回も、私変わったんですよと言ってみた。
そんなこと鈍感な私にもよくわかりますよ。

いい塩梅で炊けた竹の子のおにぎりがそれをよくあらわしていた。
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# by somancyu | 2006-05-07 22:17 | 考えること